犬の認知症|サインと、私たちにできること

愛犬の様子に「あれ?」と思うこと、ありませんか。

夜中の鳴き声、
同じ場所をぐるぐる回る姿、
ご飯を食べたか忘れてしまう仕草。

それは、認知症のサインかもしれません。
でも、早く気づくことで、できることがあります。
まずは「知ること」から始めましょう。

⚠️ この記事は診断ではありません。気になる症状は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。

目次

こんな変化、気になりませんか?

ぼんやりたたずむ老犬

愛犬がこんな様子なら、認知症のサインかもしれません。

  • 🌙 夜中に理由なく鳴く
  • 🚶 同じ場所をぐるぐる回る(徘徊)
  • 🍽️ ご飯を食べたか忘れる
  • 🏠 トイレで失敗することが増えた
  • 👤 家族の顔がわからなくなってきた
  • 💬 性格が変わったように感じる
  • 🌀 家の中で迷子になっている

「うちの子、当てはまるかも…」と感じたら、
症状をメモしてから、動物病院に相談してみてください。

症状を整理する → 病院前チェック
気になる様子をリストアップして、受診前に整理できます。

犬の認知症って何?

飼い主と並んで休む老犬

人間と同じように、犬も歳をとると
脳の働きがゆっくりになります。

そのため、記憶や方向感覚が
少しずつあいまいになっていくことがあります。
動物医療の世界では、これを「認知症」と呼んでいます。

11歳以上のシニア犬では、
何らかの認知機能の変化を経験する子が
少なくないと言われています。
(参考:日本獣医師会)

完治することは難しいですが、
進行を遅らせる工夫はできます。
早く気づくほど、できることが増えます。

なりやすい年齢・犬種

  • 🐩 小型犬:11歳以上から増えてくる
  • 🐕 大型犬:9歳以上から増えてくる
  • 柴犬・ビーグル・シーズーなどで多い傾向がある

ただ、個体差はとても大きいです。
「8歳だからまだ大丈夫」とは言いきれないので、
愛犬の変化を日ごろから見ておくことが大切です。

あなたにできる、3つのこと

愛犬の様子を記録する飼い主

① 記録をつける

「いつから?どんな様子?頻度は?」
スマホのメモで十分です。

思い出せることを書き留めておくだけで、
病院での説明がとてもスムーズになります。

② 動物病院で相談する

認知症かどうかは、血液検査などで
他の病気がないことを確かめながら判断します。

「変な症状があって」と、
気になることをそのまま話してみてください。

受診前に症状をまとめる → 病院前チェック

③ 環境を整える

  • 段差をなくす・スロープを置く
  • フローリングに滑り止めを敷く
  • ご飯・寝る場所・トイレの位置を変えない
  • 散歩は短く、1日に複数回
  • 毎日の生活リズムをできるだけ一定に

介護中のあなたへ

愛犬に静かに寄り添う飼い主

毎日のお世話、本当にお疲れさまです。

「もっと早く気づけばよかった」
「これでよかったのかな」

そんな気持ちが、心の片隅に
あるかもしれません。

でも、今こうして愛犬のことを
気にかけているあなたは、
すでに十分に、愛しています。

一人で抱えないでください。
同じ経験をした飼い主さんの声を
ぜひ読んでみてください。

みんなの体験談を読む

症状が進んできたら

食事の介助や排泄のサポートが
必要になってくる時期もあります。

「お別れの準備」を少しずつ考え始めることも、
後悔しないためのひとつの方法です。

お見送りの準備を見る

まとめ:後悔しないために

  1. 変化を記録する
  2. 動物病院で相談する
  3. 環境を少しずつ整える
  4. 一人で抱えない

うちのペットは、
あなたとあなたの愛犬の、
毎日のそばにありたいと思っています。

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この記事について
  • 執筆:うちのペット 編集部
  • 参考:日本獣医師会・日本動物病院協会(JAHA)・農林水産省
  • 最終更新:2026年5月26日
  • この記事は診断ではありません。